首都圏でITベンチャー企業がオフィスを構える場所として有名なのは、渋谷・新宿・六本木などになります。特に渋谷は青山や表参道に近いエリアのため、情報感度が高い人たちが集まりやすいことで有名です。
そのようなITベンチャー企業で働く場合、何歳が定年なのでしょうか。
各企業の規約は一定ではないので、「この年齢になったら定年退職」と具体的には指摘できません。ベンチャー企業は設立から間もない企業で、所属するスタッフも若手中心の場合が多いので、そもそも定年を規定していない企業もあるようです。
また、事業が軌道に乗ると他社に買収されたり、逆にうまく行かず解散するケースがめずらしくないのがベンチャー企業であるため、一般的な定年までその企業で働かない場合もよくあります。
仮に事業が順調で、他社に買収されず独立した運営を続けたとすると、30代後半になるとベテランの扱いになる傾向があります。
職種による違いや個人差はありますが、30代後半から40代以降になると、プロデューサーなど管理職的な立場になってしまうのです。
これはIT業界、あるいはベンチャー企業ならではの特徴といえます。そのまま管理職(経営者に近い立場)として勤務を続ける場合もありますが、一定の経験を積むと独立を目指して退社する人も少なくありません。
ITベンチャー企業においては、一般的な企業のような定年の概念は当てはまらないと認識するべきかもしれません。